ほくろ占い「土踏まず」~足のほくろ占い~
「足のほくろ占い」
今回は人体の一番下部に位置する、
土踏まず周辺を見て行きましょう。
本来ならば土踏まず周辺は、
ほくろが出来にくい場所です。
(土踏まず周辺には、メラニン色素を含む細胞がない為)。
現在、土踏まずの箇所は、
足のほくろ占いよりも医学に関する情報が多くあふれています。
この記事を読んでいる皆さんは、
メラノーマなる言葉を聞いたコトは無いでしょうか?
正式名称はマリグナントメラノーマ、
別名・悪性黒色腫(アクセイコクショクシュ)とも云います。
メラノーマは発生してから数年間の内に、
成長・進行していく皮膚癌の中でも、
最も怖ろしい癌と呼ばれています。
このメラノーマが一番出来やすいのが、
本来はほくろが出来にくいはずの足の裏。
その為、足の裏のほくろ=メラノーマ(悪性の癌)=出来たら危険!
と云う公式が成り立つ程に恐怖の存在として解釈されています。
メラノーマの特徴としてあげられるのが、
①左右非対称で丸みをおびておらず、いびつな形をしている。
②形全体の輪郭がぼやけている。
③色は、黒や茶が混ざったかの様で、色調の統一性がない。
④大きさが6㎜以上。
⑤数ヶ月で、急に大きくなる。
⑥出血して、かゆみがある(例外あり)。
などです。
外見の特徴が多いのがメラノーマですが、
只のほくろと区別するとなると、
正直素人目には判断がつきにくい様です。
ましてや情報が錯乱し、
足の裏のほくろ=メラノーマ=皮膚癌との認識が深まっている現代では、
より区別がしにくいコトでしょう。
ですが、ほとんどのほくろは実は良性。
先に、足の裏周辺はメラニン色素がないので、
ほくろが出来にくいと書きましたが、実際は足の裏にほくろがある人は、
意外と多かったりします(10人に1人程度)。
これは、生まれつき迷い込んでいた細胞が、
刺激を受けて発達していたからだと考えられています
(人は歩く為、足の裏などは特に刺激を受けやすい)。
土踏まず周辺のほくろ、
そう楽観視は出来ませんが、
かと云ってそう悲観的にとらえる必要も無いでしょう。
急にほくろが出来て気になったら、
まずは皮膚科へ行くコトをオススメします。
では、土踏まず周辺にあるほくろがメラノーマでは無く、
正真正銘のほくろであった場合、
足のほくろ占いではどう解釈されるでしょうか。
土踏まずとは文字通り土(大地)を踏まないコト。
つまり、地にまみれる(敗北し二度と立ち上がれない)コトもなく成功を重ね、
やがてはその分野で天下を取る相と云われています。
本来、ほくろが発生しにくい箇所でありながら、
天と地ほどの差がある予兆を伝えてくれるのが、土踏まず周辺。
ある意味、不思議な領域でもありますね。